Liminal Archive は、東京を拠点とする独立系映画祭です。現代のドキュメンタリー、実験映画、そしてその境界を横断する映像表現を紹介します。記憶、知覚、身体、風景、政治、音、フィクションと現実の境界を探る作品に焦点を当てています。
映画祭のロゴは、モンステラの葉に自然に形成される穴、「葉の穿孔現象(leaf fenestration)」に着想を得ています。完全であることは、すべてが満たされていることを意味しません。穴もまた構造の一部であり、光を通すための開口となります。
俳句では、限られた言葉、イメージの並置、そして「切れ」が生む間や沈黙を通じて、語られないものが詩の意味を形づくります。私たちは、その余白に映像の可能性を重ね合わせます。
生命は、あらかじめ定められた完全性に向かってのみ成長するのではありません。制約や間隔、不均衡な変化のなかからこそ、それぞれ固有のかたちが生まれることもあります。
本映画祭では、世界各地から集まった約40作品を上映します。上映作品の詳細は後日発表いたします。映像と東京という都市との出会いが、どのような新たな感覚や対話を生み出すのか。皆さまのご注目に感謝するとともに、会場での出会いを楽しみにしています。